#12 幻の“父性愛” - お知らせ|東京ペットホーム

東京ペットホーム

#12 幻の“父性愛”

当ホームは去る年末にねこちゃんの入居ラッシュを迎えました。

長い一時帰宅を終えたクリスタちゃん・ダッシュくん。 新しい仲間のトラさん・カツオくん。

ホームの在居者が過去最多、8頭となったところにスタッフさん達の正月休み。

かくして年末年始はひたすらペットのお世話に明け暮れる妻・飼育係長とその補佐の私でありました。

二人で8頭をほぼ24時間・介護有のお世話というのは…、正直に言いますとこれはたいへんです。

ところが妻は疲れた様子も見せず、嬉々としてお世話を続けております。

さらに家庭にも冬休み中の3人の息子たちと元気盛りの犬が一頭。 それらのお世話と家事をこなしてケ

ロッとしている妻にそのパワーの謎を尋ねてみると、それは「母性本能」のなせる業だとうそぶきます。

…何か「父性本能」を侮られた気がして面白くありませんが、そもそも犬や猫にとっての母性・父性とは

いったい何でしょうか。

考えてみれば自然界に於いて犬・猫の母親は産婆さんの手も借りずに出産することから始まり、授乳・食

糧調達・狩りの教育まで全てをこなしています。 母は強く、偉大ですね。
 

翻って自然界の父親は…、子供なんてほったらかしですね。潔いほど愛情が感じられません。 いったい

どこに存在価値が有るのでしょうか? 「父性」などという概念は負けず嫌いの人間のオスが作り上げた

幻想なのでしょうか?

とにかく本能のレベルで劣っているのでは勝負になりません。 ペットのお世話という仕事が女性優位に

なるのは自然の摂理といえましょう。

あらためて、妻と張り合うのはやめて精々有能なアシスタントを目指していこうと感じたお正月でした。

トラさんわたしも愛情は持っているんですが…、「父性愛」ではなく「オスに芽生えた母性愛」なんでしょうね、きっと。
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