#23 “もしも”のために…(1) - お知らせ|東京ペットホーム

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#23 “もしも”のために…(1)

数日前、我が家でとっている新聞に小さいながら大変興味深い記事が掲載されていました。

東京・大田区が震災など災害時の動物一時保護へ向け、施設の準備に乗り出したそうです。

記事を要約しますと、


@現行の東京都防災計画では、飼い主とはぐれた被災動物は動物愛護相談センターが保護する事となって

 いる。

A都が被災動物を速やかに保護できない場合、区に整備された一時保護施設が同センターに移送するまで

 の間適切に管理・飼養する。

B今回成立した27年度予算に約50頭分のケージなど、物品費用が計上された。


と、いった内容になります。

各地方自治体の取り組みは寡聞にして存じませんが、被災したペットの野生化を防ぐ手段として、またそ

の命を救う手段として、少なくとも東京の市区町村では初のこころみではないでしょうか。

ささやかながら当の大田区に税を納める者として、有意義な計画をうれしく思います。


しかし、ここで妻の言う私の神経質な性格が発現しいくつかの疑問が生まれてきたのです。

先ずAに、“動物愛護相談センターに移されるまでの一時保護施設”とありますが、受け皿たるセンター

との連動性はどの程度確保されているのでしょうか? タテ割り範疇の計画だとすれば、最初から「一時

的」ではなく自己完結型の「永続的」保護施設をめざすべきでは?

そしてBに、“約50頭分の予算を確保”。計上費用は約57万円とあるのですが、もしも「阪神」「東

日本」クラスを想定しての対策案ならば、焼け石に水ともいえる計画です。(他区に先駆けて予算を通さ

れた議員さん達には敬意を表しますが)

私の知るところ、ペットの総数は大田区だけで推定5万頭。 先の大震災を教訓にすれば、少なく見積も

って1割=実に都・区合計5千頭分は災害時にその保護施設が必要になると思われるのです。


…我ながらまったく神経質な性分ですが、老犬・老猫ホームを着想したきっかけ自体が、被災動物の問題

だったものですから。 せっかくなら本当に有用な計画であって欲しいと思うのです。

特にAの“保護施設の連動性”に関しては受け入れ先としての実際を伺いたく思い、当ホームを管轄する

大田区城南島・動物愛護相談センターの職員さんに電話をかけてみました。 全くご迷惑な話ですが…

〈つづきます〉





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