#24 “もしも”のために…(2) - お知らせ|東京ペットホーム

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#24 “もしも”のために…(2)

私の実家のすぐそばなのですが、神奈川県・イオン大和店にて、原発事故の被災地に取り残されたペット

たちの写真展(主催“横浜わんニャンの会”様)が開催されているそうです。

今月いっぱいの展示ですので、私も時間をつくって帰省がてら鑑賞したいと思います。


前回のつづきですが、

私が都・動物愛護相談センターの弊所担当職員様にお尋ねした件。

「東京・大田区が準備を進める、50頭分の被災動物“一時保護施設”は本来の受け入れ先である貴セン

ターとどの程度の移送連携が取れているのか?」

担当者様はお困りの様子でした。 大田区の取り組みはニュースとして知ってはいても、現時点では保護

目標数値の共有化も、区で一旦は保護するとされるペットの受け入れ要請もないそうです。

ではいざ震災が起こってから、区の「一時保護施設」で待機する50頭の受け入れ要請があったら?

答えは「ムリ。」だそうです。 そもそもセンターが独自に保護収容できる分だけで、50頭なんて到底

ムリとの事。 都や区の枠組みを超えた保護計画というのも、簡単な事ではないようです。 

どうやら、やはり大田区が目指すべきは「一時保護施設」ではなく飼い主がお迎えにやって来るまでの間

主体的・永続的に保護できる施設なのではないでしょうか?


担当者様はこうも仰いました。 「それでも市区町村単位でペットの野生化を想定し保護施設の準備を始

めることは、たいへん意義のある第一歩でしょう。」 まず大事なことは、そもそも飼い主がペットと離

れずに済むよう、ペットの同行避難の可否を避難所に確認しておく事なのだそうです。

指定の避難所が“ペット不可”とされている場合は、遠方の親族・友人などに引き受けを頼んでおく事が

次善の策になるとも。

行政の取り組みにも期待していきたい所ですが、第一にはペットを飼う人の自助の精神。 第二にボラン

ティアで保護・救済にあたる方々への理解と協力が重要な事と改めて考えさせられました。


ところで、弊所は大きな災害のとき、わずかでもペットの野生化を減らす為にどうあるべきでしょうか?

同行避難も不可、身内へのお預けもかなわない飼い主様とペットの為に、私たちが第三の選択肢として存

在するためには、受け入れ規模の拡張をはかっていく事。 受け皿としての存在を認知しておいていただ

く事。

そして当ホームは鉄骨造りではありますが、首都直下地震が起こっても仲間たちを自力で守れるよう、備

えを怠らない事も大切だと考えています。





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